大阪のベンチャー企業、TESニューエナジーが熱電発電を利用した発電する鍋、発電鍋ヒートチャージャー HC-5を発売した。

熱電発電でiPhoneを充電

熱電発電という聞きなれない発電方式、これは2種類の異なる熱電変換素子(熱電半導体)を接合して、両端に温度差を生じさせると起電力を生じるという発電方法。ただし得られる電力は非常に小さく、発電効率で考えた場合、熱量のわずか2~4%しか得られないという。この熱電発電、知られたところでは人工衛星の電源として実用化されている。そして、鍋でこの熱電発電をする場合、湯を沸かせば鍋の中は熱湯で100℃、外側は火炎の場合500~700℃となるので鍋底の部分に熱電変換素子を配置すれば湯を沸かしながら、わずかではあるが発電できるのである。
熱電発電モジュール

薪・炭・ガスなどの熱源と水があれば発電し、USBケーブル経由で携帯電話やiPhoneなどの充電が可能となる。iPhoneの場合でフル充電に3~5時間かかる。価格は熱電発電モジュールが付いた鍋・充電器などがセットになり、税込24,150円。

価格を考えると、こんなもの要らないとなるが熱電発電を緊急時の発電に利用するという発想がおもしろいと思う。