世界では毎年1兆2,300億個のレンガが作られていて、石炭を燃料とする窯で粘土のレンガを1個作ると、約1.3ポンド(約0.6kg)の二酸化炭素が排出される。Metropolis Magazine

Biomanufactured Brick

UAE ドバイにあるAmerican University of Sharjahの建築学科准教授 Ginger Krieg Dosier は砂、バクテリア、塩化カルシウム(海水に含まれるもの)、および尿素(尿に含まれる物質)を組み合わせて焼かないレンガを作り出す方法を開発した。
Ginger Krieg Dosier
Ginger Krieg Dosier


常温環境で固まるレンガ(Biomanufactured Brick)。しかも強度が大理石と同じくらいとのこと。
1週間でレンガ完成

ここで使われるバクテリアは、比較的どこにでもいる安全な種類のもの。この手法は、砂をバクテリア溶液に浸し、バクテリアに尿素溶液を与え、乾燥させるという過程を経る。一回の行程で砂岩のようなものができ、さらに処理することでレンガを大理石ほどの硬さにまで硬化させることができる。

バクテリアが驚異的な強度をもつ結晶化した結合物質を作り出し、全体の構造を保持してくれるという仕組みで、この物質は機能的にはセメントにとてもよく似ている。

砂からレンガ

全世界のレンガ作りをこの方法に替えれば、単純計算で約8,000万トンのCO2削減になるのだ。