アドレス交換といえば、いまだに「赤外線」という日本独自のケータイ文化。この機能は良い意味でしばらくは無くならないだろう。

iPhoneアドレス交換

iPhoneでアドレス交換する場合、手打ちで入力するか、QRコードを相手に読み取ってもらうかiPhoneアプリ“Bump”を使うのが一般的。“Bump”とは、iPhone同士をぶつけてアドレスを交換するというとても便利なアプリケーション。トリッキーで人気のあるアプリだが、仕組みを知ると使い方に気を付けたくなる。
便利だけれどセキュリティーに問題
“Bump”を起動すると端末の振動センサーと位置情報(GPS)を利用し、Bumpサーバーに今いる場所を教える。同じ送信タイミングで近くにいた二名をマッチングしてアプリに情報を返すという仕組み。

賢いあなたはもうお解りだろう。
渋谷や新宿といった人混みで“Bump”を使った場合、近くで同じように“Bump”を使っている人達がいると見知らぬその人達とアドレス交換をしてしまう可能性があるのだ。


サクッと交換 - QR読み書き,写真とMAPの編集送信,顔文字,辞書登録,Bluetoothデータ交換
データ転送(アドレス交換)にはBluetoothも良い通信手段だが普及の点から考えると赤外線通信にまだ分がある。

アーツ・インテリジェンス

赤外線通信 IRアダプター IR-30』はiPhoneで赤外線アドレス交換を可能にするデバイス。
アーツ・インテリジェンス 赤外線通信 IRアダプター IR-30 ブラック (iPhone iPod touch対応)

ヘッドフォン端子に装着し、専用の無料アプリ『Sekisou - Arts Intelligence Inc.』をダウンロードすれば、iPhone、iPod touchユーザーも赤外線を利用したメールアドレスや電話番号などの情報交換が可能になる。

通信距離は20cm。サイズ/重量は17×53.8×9.3(mm)/5g。カラーはブラックのみ。

対応端末はiPhone 3GS、iPhone 4、第3、4世代iPod touch。OSはiOS 4.0以降が必要。