Xbox360 Kinectセンサーは(国内では)先月20日に、マイクロソフトから発売されたばかりのXbox360向けのゲームデバイス。

kinect

距離センサーと内臓マイクによりジェスチャーや音声でゲームをコントロールできるというもの。

これはこれで、面白い!

Kinectは奥行きを認識する赤外線カメラ、通常のRGBカメラ、4つのマイクなど、多数のセンサーとUSB接続を備えている。なので、発売当初からXboxだけでなく、PCでの利用が可能ではないかと考えられた。
そんな中、電子部品販売のAdafruitがオープンソースのKinectドライバに賞金をかけて開発を募った。その結果、Hector Martin氏がドライバを開発。マイクロソフト非公認ながら現在、ドライバ libfreenectが公開されている。

そして、このドライバを使うものや、そうでない独自のアプローチでのkinectの興味深い使い方がWeb上のあちらこちらで公開されている。

まさにマイノリティ・リポートのUIそのもの

Florian Echtler氏はlibfreenectを利用して、KinectをPC向けのジェスチャー認識デバイスにしてみせた。


Kinectの3Dビデオカメラ化

okreylos氏はlibfreenectを使わずに3Dビデオキャプチャーのデモンストレーションを行っている。ちなみに彼はXboxを持っていないという。

Kinectによる仮想物体の計測

物体の長さが測れる。しかも、かなり正確に。これならば研究用途にも利用できそうだ。

MacでもKinect

XBox Kinect running on OS X ( with source code ) from Theo Watson on Vimeo.


次々に新たな使い方が公開されているのでKinectから、しばらくは目が離せない。