元早稲田大学社会システム研究所・食と環境研究室室長で、現スチーミング調理技術研究会代表をしている平山一政(ひらやま・いっせい)氏の提唱する調理法『50℃洗い』は、50℃のお湯で食材を1~3分洗うだけで、野菜はシャキシャキに肉や魚はジューシーに変身するというもの。

50℃洗い  ボウルに入れて50℃が計れるカード式温度計付き (小学館実用シリーズ)
特別付録 50℃洗い温度計付き『50℃洗い』

同氏の著書『50℃洗い』では、野菜・肉・魚・加工食品など全73品目におよぶ食材の50℃洗いのコツが紹介されている。
50℃洗い

野菜の場合、50度のお湯に入れると、ヒートショックという現象によって葉の表面の気孔が開き、細胞に水分を取り込むことができるため、みずみずしく蘇る。さらに、50度で洗った野菜は、水だけのものにくらべ菌が10分の1に減るという。



肉や魚の場合、酸化した脂や汚れなど余分なものが落ち、水分量がアップする。例えば「食感が、パサパサ」の鶏むね肉がプリプリになるなど。

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