アンディ・ウィアーの意欲作『The Martian(邦題)火星の人』は、NASAの有人火星探査ミッションがテーマのSF小説。


3度目となる火星探査ミッション中に巨大砂嵐に遭遇したミッションスペシャリストたち。ミッション中止となる中、アクシデントで1人のクルーが、火星に取り残されてしまう。まさに絶望的な状況。
火星の人

不毛の赤い惑星に取り残されたマーク・ワトニー宇宙飛行士。彼はメカニカル・エンジニアであるが植物学者でもあった。限られた物資、植物学の知識を駆使しジャガイモを火星上で育てる。

火星上でジャガイモを栽培

地球から火星までレスキューが来るとしても、最短で4年。

地球から火星まで最短4年

生き延びることができるか?

火星のジャガイモ

収穫できたジャガイモは1,841個、184日分の糧食が得られるも…

数々の困難に果敢に挑む

苦難の連続。

マーク・ワトニー

地球帰還を目指し奮闘するマーク・ワトニーが賢くユーモラス。宇宙飛行士の適性って、きっとこういうことなんだろう。読み応えのあるサバイバルストーリー。

なお、『The Martian』は、マット・デイモン主演、リドリー・スコット監督で現在、20th Century FOXが製作中。2015年11月25日にアメリカで公開予定となっている。

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